カフェとコーヒー

お土産を買う前に知っておきたい ベトナムコーヒーの知識

こんにちは、ななえです。

ベトナムにきたら、誰もが一度は飲むであろうベトナムコーヒー、お土産に買って帰る人も多いのではと思います。
「練乳を入れることは知っているけど、それ以外にどんな違いがあんの」と、ときどき聞かれます。
というわけで今回は、ベトナムコーヒーについての違いをご紹介します。

その1.コーヒーの種類

まず1つ目の違いは、使われるコーヒーの種類。
コーヒーは大きくアラビカ種と、ロブスタ種の2種類に分けられ、
ベトナムコーヒーは、ロブスタ種のコーヒーを使います。

アラビカ種
・日本で飲む一般的なコーヒーはアラビカ種
・甘味、酸味、香りが強く、豆によって異なる個性を楽しめる
・ロブスタよりも高い値段で取引きされる

ロブスタ種
・ベトナムコーヒーはロブスタ種を使う
・苦味が強くてパンチがある
・ベトナムはロブスタ種の栽培が盛んであり輸出量は世界二位

一般的にコーヒーと言って日本人が思い浮かべるのはアラビカになりますが、ベトナム人にとっての基本は、ロブスタです
最近ようやく若者を中心にアラビカ種のコーヒーも飲まれるようになってきましたが、知らない人も多いそうです。
また、アラビカは国内生産量が少ない・輸入に頼っているため値段が高く、安価なロブスタで作るベトナムコーヒーのほうが手軽さゆえにまだまだ一般的と言えます。

その2.抽出方法

2つ目の違いは、「フィン」と呼ばれる特別な器具を使い、5分以上の時間をかけて抽出すること。

甘い練乳を入れて飲むのが特徴で、その味はよくコーヒーキャンディに例えられたり。

一般的に日本で飲むフィルターコーヒー1杯分の抽出時間は、2分半〜3分が目安。
通常、抽出に時間をかければかけるほど苦味が増していきます。

ベトナムコーヒーは、もともと苦味の強いロブスタ種のコーヒー豆を、フィンで5分以上かけてじっくり落とすので、ブラックでは飲みにくい苦さになるのです。
(この苦さがたまらん〜という方も、もちろんいらっしゃいますが!)

ですので、ベトナムコーヒーは甘い練乳や砂糖・氷 をたっぷり入れて飲むのが好まれているのです。

・練乳入りの「Ca Phe Sua :カフェスア」が一般的ですが
・練乳なしの「Ca Phe Den:カフェデン」
・練乳たっぷりの「Bac Xiu:バックシウ」もあります。

ベトナムに来たら、ぜひそれぞれトライしてみてください〜!

お土産に買うなら、どこで何を?

ベトナム国内ではロブスタ種のコーヒー生産がメインですが、アラビカ種の生産もしています。
そのため、お土産屋さんではどちらも購入することができるので、その際は表示をよく確認することが必要です

「ベトナムコーヒー」をお土産にしたい人は…
・フィンと「ロブスタ」のコーヒー豆を一緒にどうぞ
・練乳やミルクと一緒に飲むのをすすめてあげてください
Trung Nguyen CoffeeHighlands Coffeeでの購入がおすすめ

「ドリップコーヒー」をお土産にしたい人は…
・ベトナム産「アラビカ」のコーヒー豆をどうぞ
・品質の良い La VietShin Coffee での購入がおすすめ

 

ベンタイン市場ではたくさんのコーヒーが売られていますが、ARABICAとの表示がない場合ほとんどがロブスタです。表面がテカテカしているコーヒー豆を見かけることもありますが、それはロブスタの苦味を和らげるため焙煎時にバターやお酒をまぜてあるから。それもまた違った風味が楽しめて面白いですが、どんなものが混ざっているのか不明なため、私はあまり市場での購入はおすすめしません。

 

おわりに

もう6年くらい前の話しになりますが。
ベトナム人留学生がお土産に、挽き目の細かいコーヒーをくれました。

それがベトナムコーヒー用のロブスタであるとは知らない私と母は
「これがベトナムコーヒーか。えらい黒いな。淹れてみよう。」と、
うちで使っている普通のドリッパーを使って普段通りに淹れてみました。

だがしかし。挽き目が細かいせいもあり、なかなか落ちて来ないのです。

ベトナム人からすると「コーヒー=フィンで淹れるもの」が当たり前(だし、逆にフィン以外の抽出法を知らないので)いちいちフィンで淹れてね、なんて教えてはくれないのです。

そんなこととは1ミリも知らない母娘。

おや…おかしいぞ……全然落ちてこない。
「これ、粉をそのままお湯に混ぜるんじゃないのか!」とひらめいた私に
「そんなことないやろ〜」と言いつつも実行する母。

あーだこーだ言いながら結局「溶けんし!」となり、飲み方がさっぱり分からず終わってしまった事件を思い出しました。

もっと「うおー!うめーなベトナムコーヒー!」という感動を分かち合う予定だったのですが。

当時はロブスタという種類があることや、フィンという抽出器具についても知らなかったので、ネットで調べるという発想にすら至らず、文化の違いって恐ろしい誤解を生むのだなとびっくり。

というわけで皆さんには適切な知識と方法で、おいしくコーヒーを飲んでほしいなと思います。

ではでは。最後まで読んでくださりありがとうございます。素敵な1日を。

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